威嚇輝石ニャヒート軸ver.2
1.最初に
このパーティは前回に引き続きニャヒートを使いつつランクバトルである程度勝てる様に組み直したものです。前回の記事を読んでいるとより理解ができるかと思います。
一応マスボ級には行けたのでそれなりに戦える構築ではあると思います。(以下、常体)
2.構築経緯
最近解禁されたエースバーン相手だとニャヒートはあまり安定しない為、対面からなら急所に当たらない限りは受け切れる天然ヌオーを採用。
ヌオーの唯一の弱点となる草タイプ対策にサイクルも回せるヒートロトムも入れた。
このままだと一撃必殺持ちのドリュウズで積みかねないので上から地震で殴れるスカーフオノノクスを採用。これでついでにロトムやミミッキュの対策もできた。
草と鋼打点が足りないと感じたのでナットレイも入れ、残った一枠は汎用性の高いミミッキュを入れた。
3.個別紹介
1.ニャヒート
特性 いかく
持ち物 しんかのきせき
努力値 S↑A↓H148B68D42S252
実数値 H159A105B79CxD75S156
調整意図 まずガオガエンとの差別化点である高いSを活かすため最速、体力16n-1調整にしつつBをドリュウズや五里霧中ヒヒダルマの地震を確定耐えまで振り、残りをDに振った。
技 きゅうけつ おにび ちょうはつ すてゼリフ
解説
威嚇持ち唯一の素早い捨て台詞使い。
一応エースバーン相手でもリベロによるタイプ変化読みで飛び膝を一発耐えて鬼火を当てることはできる。
次のシーズンは連撃ウーラオスが解禁されるので出番が激減しそうで心配である。←
連撃ウーラオスはニャヒートより素早い上に確定急所の水技を覚えるので威嚇を無視しつつ抜群技を撃ってくる。まず勝てないであろう。
だが唯一無二の個性はそのままなので刺さる時は刺さると思う。
2.オノノクス
特性 かたやぶり
持ち物 いのちのたま
努力値 S↑C↓A252B6S252
実数値 H151A199B111CxD90S163
調整意図 単純にASぶっぱして残りをBに振った。Hの個体値を下げて珠ダメ最小の10n-1にしてもよかったが、色個体を使いたかったのでVにした。
解説
前回と同一個体だが、今回は積みアタッカーからスカーフアタッカーにチェンジ。初速が速くなったので格段に出しやすくなった。
竜舞の枠はロトム対策になる地震にしたが、今回のパーティには格闘技撃てるポケモンもいないのでダイナックルにもなるインファイトでもいいと思う。
基本的な役割はギロチンによる耐久型の突破とミミッキュの処理。
3.ナットレイ
特性 てつのトゲ
持ち物 オッカのみ
努力値 B↑S↓H252A34B124D100
実数値 H181A118B183CxD149S22
調整意図 …覚えてません( 確かHを伸ばして物理受け寄りの両受けにしてた…気がする。
技 ジャイロボール タネマシンガン やどりぎのタネ のろい
解説
これまた前回と同一個体。前回との変更点は食べ残しをヌオーに取られたので持ち物がオッカのみになったこと。持ち物はゴツメでもいいと思う。
相変わらず有利対面でやどりぎ撃ってのろい積むだけで強い。オッカのおかげで体力満タンならエースバーン相手でも一撃ぶち込める。
4.ヒートロトム
特性 ふゆう
持ち物 とつげきチョッキ
努力値 C↑A↓H140B60C14D68S228
実数値 H143A63B135C139D136S135
調整意図 まずバタフリー意識でSを最速70族抜きまで振り、Hを16n-1調整、Bを陽気ギャラドスの滝登り確定耐えまで振り、B<Dになるよう調整、残りをCに振った。
解説
前回と同一個体。変更点も特にはなし。
リザとキッスはこいつがいないとかなり辛い。ボルチェンもできるしかなり便利なポケモン。
放電麻痺による無限の勝ち筋も魅力。
5.ミミッキュ
特性 ばけのかわ
持ち物 いのちのたま
努力値 S↑C↓H4A252S252
実数値 H131A142B100CxD125S162
調整意図 単純なASぶっぱ。一応体力を奇数にした。
技 シャドークロー じゃれつく かげうち つるぎのまい
解説
無難に強い積みアタッカー。ばけのかわによるストッパーとしての役割も魅力。
しかしキョダイエースバーンはキョダイ技で特性を無視するようなので過信は禁物。
ランクバトルでの出番はそこそこ。
6.ヌオー
特性 てんねん
持ち物 たべのこし
努力値 B↑A↓H244B252D12
実数値 H201A81B150C85D87S55
調整意図 体力奇数を維持しつつ物理耐久最大、残りを特防へ
技 じこさいせい たくわえる どくどく ねっとう
解説
エースバーン対策。だが後出しは効かない。
しかし蓄えるを積んでしまえばかなりの詰ませ性能を誇る。珠エースバーン相手なら一度積んだ状態で自己再生をしているだけで急所に当たらない限り珠ダメで勝手に相手は落ちてしまう。
熱湯による物理火力の低下やどくどくの定数ダメージも非常に強力。
4.選出・立ち回り
前回は初手は大抵ニャヒートが安定だったが、エースバーンと対面すると中々面倒なことになるのでヌオー先発もあり。
もしヌオーを出して草と対面してもヒートロトムに引けばいい話である。
選出はエースバーンが相手のパーティにいるならヌオーは必須である。ヌオー以外は威嚇で最低限の仕事はできるニャヒート、一応炎を半減でき、放電で足を奪える可能性があるヒートロトム、飛び膝を透かせるミミッキュ辺りがいいだろうか。スカーフオノノクスも一見良さそうに見えるがダイジェットを積まれる可能性を考えるとあまり安定しない。
まあ基本的にエースバーンが居たらヌオーを選出することを心がけてあとは相手のポケモンとの相性で出すポケモンは決めて問題ない。もちろん物理アタッカーが多ければニャヒートが刺さる。
ダイマックスはオノノクスを選出した場合はこだわり解除にも使えるのでいつ切るかは慎重に。基本的にはオノノクスかミミッキュに切ることになるだろう。
5.最後に
シーズン4から今までなんとかニャヒートを使ってマスボ級まで到達してきました。
最近は徐々にニャヒートに強いポケモンが解禁されていき、そしてこれからも増えて行くでしょう。(ウーラオスやランドロスなど)